万能の粉、重曹を知ろう!〜使い方
重曹(じゅうそう)は、昔からケーキなどのふくらし粉やそうじ道具など様々な用途で使われてるものです。
ベーキングパウダー、炭酸水素ナトリウム、重炭酸ソーダなど様々な名前で呼ばれています。
 成分は鉱石や岩塩から精製された自然の「ナトリウム化合物」なので、川や海に流しても安全で、もちろん人体にも無害です。
環境にも人にもやさしく、塩と同じくらい安全であると言われています。
使い方は様々で、まさに節約の味方です!
台所での重曹の活用方法・使い方
鍋のこげを落とす
焦げ付いた鍋やフライパンに水を張り、重曹を小さじ2くらい入れて沸騰させます。
火を止めて数時間放置しておくと焦げが浮き上がってきます。多少残った焦げは、タワシなどでこすれば簡単に落とせます。
<注意!>アルミ製の鍋には黒ずむので使用は避けましょう。
ガスレンジの油汚れに
ガスレンジ周りやレンジフードの油汚れに、重曹を振りかけて油と馴染ませておき、いらない布などで拭き取ります。
この時、あまり水を使わないのがポイント。
あまりひどくないうちなら重曹できれいになります。
食器の茶シブ落としに
クレンザー代わりに使います。
コーヒー、紅茶のシミ、茶シブ、タバコのヤニなどにも重曹をこすり付けて磨くとよく落ちます。
魚焼きグリルの消臭に
魚焼きのグリルに重曹を敷き詰めて焼くと、臭いがしません。
まな板消臭に
魚や肉生臭さの残ったまな板に重曹を振りかけてタワシで洗うと、汚れと一緒に臭いもよく落ちます。
魚をさばいて臭いの残った手も重曹で洗うと臭いが取れます。
排水溝に
1カップ位の重曹を排水口に入れ、熱いお湯を流すと臭いが取れます。
臭い予防にもなります。
重曹の脱臭効果
カーペットの脱臭
カーペットに振りかけて、2時間ほど置いてから掃除機で吸い取ると、臭いが取れます。
冷蔵庫の脱臭に
1カップくらいの重曹をカップや空きビンに入れ、蓋をせずに置くと2ヶ月程度は脱臭効果が期待できます。
脱臭剤として使った後も洗浄や排水口の掃除にも使えるので無駄がありません。
靴の脱臭
重曹を半紙などに包んで入れておくと、臭いが消えます。
ゴミ箱・生ゴミの脱臭
ゴミ箱や生ごみ用バケツにも重曹を一掴み入れておくと、脱臭と多少の水分を吸い取ることができます。
ゴミ箱を洗うときは使った重曹で洗うことができるので無駄がありません。
ペットに重曹を活用
ペットの消臭に
ペットを洗う時お湯に、大さじ1〜2杯ほどの重曹を混ぜると、毛はふわふわになり嫌な臭いもなくなります。
毛が乾いている状態の時は重曹を直接たくさんかけて、ドライシャンプーした後ブラッシングをして汚れを落とします。
消臭効果もあります!
ペットのトイレに
ペットのトイレに重曹を適量振りかけておくと清潔で消臭効果もあります。
首輪やリードの汚れに
首輪やリードなどが汚れた時は1リットルの水に重曹大さじ4を溶かしてから入れてこすり洗いしてよくすすいでから干します。
まだまだある重曹の便利な使い方
お風呂掃除に
湯あかのついた洗面器や風呂椅子などは、残り湯に重曹を入れて一晩浸けてから洗うと簡単に掃除できます。
また、水を少し含ませたスポンジに重曹をつけて直接磨いてもOKです。浴室の床や目地にも使えます。
入浴剤として
沸かしたお風呂の中に重曹をひとつかみ入れてよく混ぜて入浴します。
少しヌルついた感じがしますが、あがった後はさっぱりとします。
重曹を入れた湯は、血管を拡張し、血行を促進する働きがあるので、疲労回復、神経痛、肩や腰の痛みや凝り、冷え性、皮膚の活性化などに効果があります。
スプーン・フォークの曇りをスッキリ
重曹を溶かしたお湯にアルミ箔を敷いて、その上に曇ったスプーン、フォークなどを置いて、数時間浸けておきます。
水で洗い流すできれいになります。
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