魚介類全般の保存方法 |
魚は内臓をつけたまま置いておくと鮮度が落ちてしまいます。すぐに水洗いをして、内臓を取り除いてきれいに洗って水気を切っておくことが大切です。
また、魚介類は再冷凍はしない方がいいとされています。
切り身魚は冷凍物を解凍して売っていることが多いので注意が必要です。
再冷凍するとドリップ(魚の体液=うまみ)が出やすく、味が落ちてしまいます。
解凍物は味つけ、加熱などの処理をしてから冷凍するようにします。
解凍は冷蔵庫で自然解凍か電子レンジ解凍でします。
|
食材名 | 冷凍保存方法 |
一尾魚(丸ごとの魚) |
はらわた、内臓を取り除けば冷凍できる。味つけや加熱をしてから冷凍すれば保存期間も長くなる。
解凍は冷蔵庫で自然解凍か電子レンジ解凍でする。
一尾魚の下処理・・はらわた、内臓を取り除き(取れればエラも)水でよく洗う。塩を振ってしばらくおいて、出てきた水分をふく。
三枚おろし・・一尾魚を三枚におろす。(あじ、いわし、きすなど)塩を振ってしばらくおいて、出てきた水分をふく。冷凍は一枚ずつラップでぴったり包んでからする。
冷凍保存期間:2〜3週間(生)、3〜4週間(加熱)
|
切り身魚 |
切り身魚は解凍物が多いので、冷凍するときは塩や酒をふり、水分をふき取り冷凍する。
調味料で味つけをして冷凍すると、保存力が高まり味もおちません。
冷凍保存期間:2〜3週間(生)、3〜4週間(加熱)
|
えび |
えびも解凍物が多く、再冷凍すると味が落ちにおいもきつくなる。解凍物はゆでて保存するのがおすすめ。
ゆでるときは殻つきのままの方が味が落ちない。
生えびは頭・背わたを取って水で洗ってから水けをよくふきとり重ならないように冷凍する。
調味料で味つけをして冷凍すると、保存力が高まり味もおちません。
冷凍保存期間:2〜3週間(生)、3〜4週間(ゆでたもの)
|
いか |
いかは冷凍による変化が少ないので冷凍向きの食材。
わたを抜いて、軟骨を取り、胴は開いて皮をむき、足は切り分ける。
水けをよくふいてからラップに包んで冷凍する。
冷凍保存期間:2〜3週間(生)、3〜4週間(ゆでたもの)
|
塩鮭 |
塩鮭は冷凍による変化が少ないので冷凍向きの食材。
1切れずつラップで包み冷凍する。
凍ったままでも焼けるのでとても便利。酒を少し振ってから焼くとしっとりとなる。
冷凍保存期間:3〜4週間
|
干物 |
水分の少ない干物はアルミホイルに包んで、保存袋に入れて保存する。
水分の多いものは生魚と同じ扱いで。
冷凍保存期間:2〜3週間(水分多いもの)、1〜2ヶ月(水分少ないもの)
|
しらす |
薄く広げて冷凍する。炒ってから冷凍してもOK。解凍しないでそのまま調理できる。
冷凍保存期間:3〜4週間
|
あさり、はまぐり、しじみ |
殻つきのまま冷凍・・生きている貝のみ冷凍できる。砂抜きをして、殻を洗って水けをふく。保存袋に入れ空気抜きをして冷凍する。
むき身にして冷凍・・殻つきのままゆでて身を取り、汁気をきって重ならないように広げラップに包み冷凍する。
冷凍保存期間:1〜2週間
|